こんばんは、酔(すい)です。

に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。
とかくに人の世は住みにくい。」

 夏目漱石の草枕の冒頭の一文ですが、そう、「とかくに人の世は住みにくい」。
明治39年(1906年)の作品です。人の世の住みにくさは、もはや、人間の
性なのでしょう、普遍的なもののようです。

こんな人の世が、住みにくいからこそ、お酒をますます美味しくするんでしょうね。

-------酔(すい)のどうでしょう------

さて、今日は大好きなうどん屋「御利益」に来た。
方南町というマイナーな駅が最寄で、更に、駅から徒歩10分以上というのに、
土曜日の昼は、開店の11時から満席だ。

このお店は、ご夫婦でやられていて、親父の方は、かなり頑固だ。
ただ、頑固なのは奥さんへの接し方だけで、お客さんにはとても、
優しい。

さてと、何を食べようか。その前に、「酔酔どうでしょう」なので、
今日は瓶ビールでまずは乾杯。

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そして、頼んだのは天ぷらうどん1100円。
値段はそこそこするが、値段以上にボリュームが凄い逸品だ。
まずは、うどんが運ばれてくる。

見よ!このボリューム!

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アップで見ると更に凄い量!恐らく2人前はあるだろう。
ここのうどんは、コシがあり、そして、輝くほどに美しく、それでいて、
のどごしが最高である。

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そして、別盛りの天ぷらは、こちらも、2人前はあるのではないかと
思われるボリューム。揚げ立ててで、さくっとしており、美味しい。

揚げ加減も絶妙で、野菜が多いのもいい!

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全部食べるのは、男性でないと厳しいだろうなーと毎回思っていたが、
最近は、天ぷらは持ち帰りもできるようだ。これはありがたい。

私が食べ終わる頃には、色々なメニューが、売り切れになっていった。
そして、早々に、お店は「本日終わりました」という状態になる。

そして閉店間際になると、頑固な親父さんが奥さんにねぎらいの言葉を
かけていたりして、実際はとても優しい親父さんなのだ。

変に利益や規模拡大を追求せず、自分のできる範囲で、自分の納得したものを、
着実にやっていくその姿勢、頭が下がります。

「とかくに人の世も、なかなかいいものです。」

ごちそうさまでした。





御利益うどん / 方南町駅永福町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9