こんばんは、酔(すい)です。

最近、ブログを書いていると自分の事をなんと言おうか迷う。「わたし」「俺」「僕」あたりが一般的だが、ビートたけしのように「おいら」というのも味があっていいような気がする。ということで、当面「おいら」でいこうか。まあ、こんなこと、どうでもいいか!?

-------------------酔(すい)のどうでしょう---------------------

今日は中野で一人のみだ。独身時代は、ワイワイ、職場仲間やプライベートの、いわゆるあまり知らない人たちと呑む機会が多かったが、時代が変わったのか、おいらの環境が変わったのか、歳をとるごとに回数が減っていく。

反面、飲み会は減ってなく、集まるのは生粋の吞ん兵衛。出会うために呑むのではなく、呑むために集まる仲間、それはそれで楽しいのでいい事だとも思う。

いつもの通り、中野をふらついていると、「ひろし」という看板が。「ひろし」と言えば、自虐キャラで大ブレークした「ひろし」さん、今は何をしているんでしょうかね。世の中の浮き沈みは激しいですね。

画像1
勇気を出して入ってみると、ストレートのカウンターにお客さんが7割程度。店内は若大将一人でまわしています。若大将は料亭の料理人みたいな風貌で、若干だが、渡る世間は鬼ばかりのえなりかずきに似ている。さて、メニューを拝見ですが、もちろん激安店ではないですが、思ったほど高くない。生ビール500円、焼酎も500円からです。料理は美味しそうなものが、沢山ありますね。

画像6画像2画像3

瓶ビール<中瓶>(650円)とキスの天ぷら(650)円、金目の煮付け(700円)を注文。ちょっと作るのに時間がかかるかなと思って、慌てて追加で、ポテサラ(400円)も注文した。

お通しをいただきながら、ビールを飲む。程なくして、ポテサラがやってくる。お通しは、かぶの浅漬けだが、ゆずが程よく効いており、美味しい。お通しが美味しい店は、大体、その他も美味しいので期待がもてる。

ポテサラも見た目は普通だが、からしが程よく使われており、隠し味がにくいなーって思ったりする。お店にはテレビがあるので、一人呑みも苦ではない。右隣のお客さんは、テレビを見ながら周りを気にせず笑っている。楽しそうなお酒で、こっちまで嬉しくなる。

画像7画像5画像8

さて、金目がやってきた。オーソドックスな金目だ。崩れた豆腐をサービスしてくれた。ちょっとづつだが、会話を振ってくれる若大将も、なかなかニクい。

常連さんが多そうなお店だが、この若大将がみんな好きなんだろう。

そして、キスの天ぷらがないという話で、何かの天ぷらに変更になった。このころには焼酎を結構いただいており、なんの天ぷらか忘れてしまった。まあ、いいか。

天ぷらの揚げ加減は、チェーン店のそれとは比べたら失礼、ちゃんといい加減の揚げ加減だ。

画像10画像12画像13

最後に、アンコウ鍋(900円)を頼んだ。こぶりの鍋なので一人呑みの〆にはちょうどいい。残った汁で雑炊もできるそうだ。これはこれで美味しいのだが、なんとなく物足りない。これは自分自身の問題で、昔、アンコウ鍋が好きだったが、アンコウの何が魅力だったか忘れてしまった。昔は、あんこうを食べに茨城の奥地平潟町)にドライブまでして食べにいったこともある。もう一度、月島の「ほていさん」でもいって、アンコウの魅力を確かめる必要があるなと思った。

画像15

ということで、お腹も一杯になった。この辺で帰ろう。
お店を出ようとすると、実直な若大将が見送ってくれた。酔っぱらいを相手に美味しい料理、気持ちいい接客ありがとうと思いながら、冬の風に吹かれながら、帰路につくのでした。

ごちそうさまでした。また、行きます。

魚屋 ひろし魚介・海鮮料理 / 中野駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8